TSグループ 竹之下裕之 tsgroup_takenoshita_hiroyuki

幅広い事業領域。人材のベスト・マッチングを目指す
TSグループ 共同創業者 竹之下裕之

人材派遣や医療・介護分野に特化した人材紹介や建設現場で働く施工管理のなど、様々な事業を展開するTSグループ。2004年に設立をし、2,3年で10億円を作り上げ、2015年は80億円、2016年は100億、そして2017年には140億と、驚異の成長率を誇る成長企業といえる。同社の創業者である竹之下氏に同社の成長の原動力、今後のビジョン、採用に対する考え方を聞きました。

幅広い事業領域。人材のベスト・マッチングを目指す

TSグループの事業の幅は実に広い。新規事業に果敢に挑み、業容を拡大してきた結果といえる。

「主軸事業は二つあります。一つは、医療・介護業界に向けた有資格者の人材紹介サービス。そして、もう一つは創業時から手掛けてきた建設現場の技術者派遣ビジネスです。メインは、看護師、医師、介護士、薬剤師など。2016年からは保育士を、2017年には歯科衛生士と新卒学生の人材紹介もスタートさせました」と竹之下氏は語る。いずれも、人手不足が深刻な分野であるだけに需要はかなりあるという。

続々と新規事業を立ち上げ、年率140%もの成長を持続するTSグループだが、その成長の要因・原動力がどこにあるのかを竹之下氏にズバリ尋ねてみた。

「成長の源は何といっても人材です。優秀な社員が数多く集まってくれました。といって、世間一般でいう高学歴の社員を意味しているわけではありません。事実、高卒や専門卒の社員も多数在籍しています。良い資質を持っている人をしっかりと教育し育成してきたことが大きいと思います。もう一点は、競争が厳しい業界というのは言うまでもありませんが、医療・介護など成長性が見込まれるビジネスに上手く参入できたことです。」

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出る杭はどんどん伸ばす。若手社員のモチベーションアップに注力

20代、30代の社員が多いこともあるが、人材育成という点では創業以来、若手に積極的にチャンスを与えている。

「25歳で支社長、28歳で取締役に就任したものもいました。出る杭はどんどん伸ばすというのが当社のモットーですから、頭角を現す社員は成長が非常に速いです。営業については、成果を出した社員にはインセンティブという形で還元しているのですが、お互いに良い意味でライバル意識を持って頑張ってくれています」(竹之下氏)

そんな社員たちのモチベーションを高めているのが、「一元管理体制」という独自の取り組みだ。「一元管理体制」とは、医療機関担当と求職者担当を分けずに、一人のキャリアアドバイザーが両方を担当し、それぞれの希望や要望に応えていく仕組みだ。結果的に満足度の高いマッチングが実現できるというメリットがある。

「人材紹介は分業制が多いんです。そのため、どうしてもミスマッチが出てきてしまいます。実際には、ヒアリングした本人しか分からない微妙なニュアンスがあるはずなんです。それを汲み取らないといけません。一見すると非効率に見えるかもしれませんが、究極的には一元管理が最も効率的だと私は思っています。できるキャリアアドバイザーは、求職者にヒアリングをしている間に、その方に合ういくつかの求人が浮かんできます。法人担当にバトンタッチしなくても完結するわけですから、当然スピード感も違いますし、やりがいもあります。採用面接などでは、『一元管理体制だからTSグループで働きたい』といった声を良く聞きます」と竹之下氏は、この取り組みの意義を強調する。

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医療分野への参入が、成長へのターニングポイントとなる

そもそも、TSグループはどのような経緯で設立に至ったのか。創業者としての竹之下氏に聞いてみた。

「実は、TSグループの中核企業であるTS工建を立ち上げる前に、大手人材派遣会社で働いていました。入社3年で西日本の統括次長と関西の統括責任者を兼務するなど、昇進は早かったものの、その会社の社員に対する扱い方が余りにもひどかったんです。とにかく、売上目標に対するプレッシャーが凄くて、社員がどんどん離職していきました。

『ここに居ても自分が思い描く組織づくりができない。施工管理の派遣ビジネスならノウハウもあるので、今度は自分でやってみたい』と思ったのが起業のきっかけです。社員がしっかりと前を向いて仕事をし、成果を出せるような『社員を大切にする』という考えには程遠い環境でしたが、『売上にコミットする』という強い姿勢は叩き込まれました。今は数字ありきではないものの、社員には最後の最後まで頑張り抜くことが大切であると説いています」

2004年の設立以降の成長ぶりは、様々なメディアで取り上げられているのでご存知の方も多いのではないだろうか。2011年から毎年140%以上の成長率を維持し、6年後の2016年にはその10倍の100億を達成、2017年の今季は140億の売り上げという成長なのだから、圧倒的なスピード感と言わざるを得ない。そんなTSグループにとって、ターニングポイントとなった出来事があったのかが気になる。

「やはり、医療分野に参入できたことです。やろうと決めたのは、2005年末。2006年に一旦はサービスを立ち上げたものの、建設業界向けのビジネスが軌道に乗っていたので本腰は入れていませんでした。リーマンショックで弾けて、売上が大幅にダウンしてしまい、意を決し建設から医療に本格的にシフトしたんです。恐らく、建設一本であればここまで業容を拡大することはできなかったはずです」と竹之下氏は振り返る。

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業界No.1の実現は至上命題。海外展開にも着手

TSグループは、今や売上高で200億、300億が視野に入るようになってきた。この勢いで行けば、数年後には500億も突破できるのではという予感すらする。今後、どのようなビジョンのもとにさらなる成長を目指していくのか注目される。

「これから当グループは第二創業期を迎えます。まずは、主力事業である医療・介護の事業においては、業界No.1をぜひ実現したいと思っています。また、引き続き新規事業や分社化にも意欲的に取り組んでいくつもりです。第三の柱も構築しなければなりませんからね。さらには、海外展開も進めていきます。ターゲットとしているのは、ベトナムやインドネシア、フィリピンなどの東南アジアです。いずれかに拠点を設け、現地日本企業で働く社員の転職支援や外国人労働者の受入を手掛けていきたいと思い描いています」(竹之下氏)

自由な風土と環境を活かせる、向上心旺盛な人材を期待

それらを実現するためにも、人材の採用・育成が今まで以上に重要になってくるのは間違いない。具体的にどのような人材を求めているのか、そしてTSグループで働く魅力はどこにあるのかも竹之下氏に語ってもらった。

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「ポイントは、向上心や協調性があるかどうかです。また、何か起きた時に他責でなく自責で考えられる方であってほしいですね。やりがいは、人によって捉え方が違ってくると思いますが、求職者に響くのは出る杭は引っ張り上げるチャンスの多い会社だということと、人のために本気で働ける場所、感謝される仕事であるということでしょうか。職場環境としては、比較的自由な風土だと言えます。自分のアイデアを発信しやすいですし、会社に対する要望や提案も言いやすいですからね。私自身も、基本的には「No」とは言いません。『取りあえずはやってみたら』とか『頑張ってみて』と言うようにしています。自由と主体性を重んじるTSグループには、自分のアイデアを形にしたり、個々の魅力で本気の勝負ができるチャンスが沢山あります。常にお客様・仲間と挑み続け、新しい未来を切り開いていきましょう。